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【雑談】読書の秋!お気に入りの漫画をオススメしたい(『プラネテス』編)の話

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1.はじめに

小生は「本を読む」方ではない。
昔から読書感想文とかは最後の結末だけ
サラッと読んで、あとはあとがきなどを
丸々パクったりしてなんとか凌いだタイプ。
しかし、漫画はよく読んでいた。
自慢にならないことはわかっているが、
「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」
と、3大漫画週刊誌はもちろん、
ビックコミックスオリジナル」も
購読していたくらいだ。
今ではその習慣も落ち着いてしまったが、
たまに漫画喫茶で3時間くらい集中して
漫画を読むことを嗜んでいる。

2.「本を読む」行為に「漫画」は含まれない?

そもそも一般的に「本を読む」という行為に、
「漫画」が含まれないのは何故なのか。
「本を読む」という言葉には、「タメになる」
という意味が含まれているからなのだろうか。
しかし、「漫画を読む」ことは「タメにならない」
という決めつけも、おかしいことなのである。
小生は漫画を読んで「ことわざ」を覚えたのだ。
あのことわざ漫画を読まなければ、「ことわざ」
という教養は身についていなかった。

それほど「漫画」というものは人々の生活に
寄り添っているものだと小生は考えている。
幼少期、思春期に読んだ漫画の種類は、
人格形成に少なから影響を与えているはずである。

3.「漫画」は何故廃れない?

ところで、昨今では動画、アニメが
気軽、手軽に視聴できる時代である。
それ故、静止画である「漫画」というコンテンツは
敬遠されそうなものだが、「漫画」は廃れてはいない。
アニメだと、作品をよりリアルに感じることが
できそうなものだが、小生はそう思わない。
むしろ漫画の方が感情移入がしやすいし、
アニメより躍動感すら優っていることもある。
漫画は小説ほどではないが、
適度な想像力が必要であると思う。
その程度が丁度いい塩梅なのであろう。
それ故に、アニメよりも想像力の分
感情移入がしやすく、躍動感が溢れて見えるのだろう。
おそらく今後も「漫画」という媒体は
衰退していくことはないだろうと思う。
「漫画」ほど素晴らしいコンテンツはないだろう。

今では世の中に「漫画」作品は数えきれないほどある。
その中でも小生がオススメする漫画を紹介しよう。

4.オススメ漫画「プラネテス

小生がオススメする「漫画」はコチラ。
プラネテス
作者は「幸村誠」氏。
『モーニング』(講談社)に1999年から2004年まで
不定期連載された。単行本全4巻。
表題は古典ギリシア語で「惑う人」を意味する。
「惑う人々」転じて「惑星」を意味する語。
あまり顧みられることのない、
宇宙開発によって生まれたスペースデブリ宇宙ごみ
問題を取り上げ、その回収業者が主役のSF漫画である。
作品の特徴のひとつに、作者の愛好する
宮沢賢治の詩や物語が、時折引用される形で作品に登場する。
ウィキペディアより)

アニメ化もされているが、「漫画」と
ストーリーが異なる。
アニメはきちんと見たことはないが、
小生は「漫画」のストーリーのほうが好き。



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5.あらすじ

時代は2070年代(2075年以降)。
人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、
資源開発が商業規模で行われている。
火星には実験居住施設もあり、
木星土星への有人探査計画も進んでいる。
毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は
軌道上と宇宙とを往復し、
宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、
様々な仕事をしている。
しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ
(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)
は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と
衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。

また、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、
宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。
このため貧困による僻みや思想的な理由付けによる
テロの問題も、また未解決である。

主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。
主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。
いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。
ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、
当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、
それとも夢を追い求めるか思い悩む。
ウィキペディアより)

6.オススメの理由その1

オススメの理由として、まず挙げたいのは
全4巻という少なさである。
つまり、単行本を集めるのに
取っつきやすく、お金もかからない。
巻数が多い漫画を一から読もうとすると、
ちょっと気合いとお金が必要となるが、
この作品に関しては、気軽に臨むことができる。
しかし、巻数が少ないからといって、
内容が薄い訳ではなく(むしろ濃い)、
むしろ上手く完結させられていて、
作品としてきちんと成り立っている。
もう少し長くてもよかった気もしない
わけではないが、これ以上長くなってしまったら
逆に駄作となっていたかもしれない。

7.オススメの理由その2

オススメの理由その2として挙げたいのは、
「世界観」である。
人類が宇宙へ進出しているという、
想像の未来の世界を舞台としていて、
非現実的なものに感じるかと思いきや、
主人公が「デブリ」(宇宙ゴミ)を拾う
仕事をしている、という、
本当に未来に起きそうな社会問題を
取り上げるなど、リアルに感じられる設定で、
作品に感情移入がしやすくなっている。
また、人類の宇宙進出をよく思わない団体の
テロ行為であったり、
木星行きの宇宙船(エンジン)を開発中に
爆発事故が起き、犠牲者が多数出て、
その責任問題を取り上げたり、
それにより、より宇宙に「デブリ」が増えた問題や
犠牲者の遺族の葛藤を取り上げたりなど、
実際に起こりそうな出来事が満載なのである。

本当にこんな未来がやってくるのでは、
と作者は予知能力者なんじゃないかと
思い込んでしまうほどである。

8.オススメの理由その3

オススメの理由その3は、主人公の心情の変化である。
主人公の「星野八郎太」(通称「ハチマキ」)
は、「デブリ」回収の仕事をしながらお金を貯め、
将来は自分の宇宙船を持ち、自由に宇宙を飛び回る
ことが夢であった。

そんな中、仕事中の事故で、身体は何ともなかった
ものの、宇宙空間という暗闇で無音の世界で
パニックになってしまう後遺症を患うが、
木星行きの計画に触れ(開発途中のエンジンを見て)、
木星行きを新たな目標に設定することで、
後遺症は克服する。

その後、木星行きのメンバーオーディションに応募し、
その時には、自分の目的のためであれば、
他人の犠牲をも厭わない性格になってしまう。
そんな中、「田名部愛」という女性に出会い、
「自分と関わりのない人間はいない」
「そんなの愛じゃない」などという彼女の発言に、
何故か苛立ちを隠せない。

その最中、地球に戻り、自転車で走っている時に
海に落ちる事故に遭い、命を落としかねない事態に
陥るが、奇跡的に助かり、その際に宇宙は全てに
繋がっていることを知る。
そして、木星行きオーディションには合格し、
メンバーの一人となっていたが、
今度は自分の存在がちっぽけなものに思えてきて、
無気力状態となってしまう。
その後色々とあり、愛することを覚えた主人公は
「田名部愛」と結婚することとなり、最終形態へとなる。

主人公の心情変化が目まぐるしく、心情の変化ごとに
これで救われた、かと思えば、新たな問題が出てくる、
という繰り返しで、ハラハラドキドキが何度も訪れる。
それ故に飽きずに最後まで読み通すことができる。

この主人公の繰り返しの心情の変化が、
この漫画一番の魅力であると小生は思う。

9.オススメの理由その4

最後のオススメの理由は、主人公を取り囲む、
サブキャラの存在である。
サブキャラクターとはいえ、一人一人が濃いキャラで、
主人公を食ってしまいかねない存在感。
それぞれのサブキャラにスポットを当てた話
(しかも第1話がそれ)も多数あり、
それがまた秀逸な話なのである。

一番好きなのは、木星行き計画責任者と、
木星行き宇宙船開発中のエンジン爆発事故で
犠牲者となった遺族との話。
内容は、読んでくれた方が伝わると思う。

10.さいごに

この「漫画」は、宇宙を舞台とした壮大なテーマを
取り上げた物語のように見えて、
実は「自分と関わりのない人間はいない」、
「人は愛することをやめられない」という、
最終的にはとてもリアルなテーマで締めくくる、
という高度な技術で作られた作品である、
と小生は考察している。
全ての話に無駄はなく、巻数は少ないが、
とても丁寧に作り込まれた作品である。
なので読み応えがとてもある。
そして何度も読み返してしまう。
一言でいうと「クセになる」漫画である。
もしかしたら人生を、考え方を変えてしまう
影響力があるかもしれない。
ということで一度読んでみてほしい。
決して後悔はしないだろう。それだけは言える。

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